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マイスターがこだわる輝きの技術ドイツカット

 

マイスターの国ドイツ。ドイツカットは日本の職人気質にも似た正確で繊細な仕事によって生みだされます。彼らは原石の特性や光の屈折を知り尽くし、いかにその宝石が美しく輝くかにこだわってカットしています。輝きにこだわると原石を削ぎ落とす部分が増えてct(キャラット)が減ります。多くのカッターはこの”減り”を恐れて美しさよりも大きさ(重さ)を重視するのです。

もちろんドイツのカッターもむやみに削ぎ落とす訳ではありません。あくまで輝きを優先とし”減り”を極力なくす技術を持っているのです。ドイツカットのすばらしさはこだわりと技術に裏付けされているのです

 

 

それは現在でも、世界中から質の良い原石が集まってくることで証明されています。古くから研磨の街として栄えてきたイーダーオーバーシュタイン。特にカラーストーンと呼ばれるダイアモンド以外のカラフルな宝石たちはこの地で最高峰のカット技術をほどこされます。


イーダーオーバーシュタイン地図

ドイツの小さな山あいの街から歴史が始まる

 

ドイツの南西の街イーダーオーバーシュタイン ここからあの素晴らしいドイツカットが生まれます。フランクフルトから車で約2時間。ルクセンブルグやフランス、ベルギーにも近い山あいの街です。古くから世界の質の高い原石が集まる街。15世紀の終わりにメノウが採れたことから歴史が始まったようです。原石は世界中から集められドイツのマイスターたちによって精巧なカットを施されていきました

 

 

18世紀には研磨の街として発展し、カットだけでなくジュエリーも作るようになっていきます。カッター、ジュエリーデザイナーなどを輩出していき技術をもった層が厚くなっていくのです。


 

すばらしい輝きとうっとりする艶

 

ドイツカットの特徴は精巧なカットと丁寧なポリッシュ。シンメトリーはもちろん正確な1つ1つのファセット(面)により入った光を存分に外に輝かせます。石によって異なる屈折を熟知し角度を決めていきます。そして表面のポリッシュ(磨き)も何度も施し、最後は人の手によって仕上げていくこだわり。最後は人の感性によって完成するのです

 

 

アーティスティックなカットだけでなく、通常のラウンドブリリアント、ペアシェープやオーバルカットに於いてもドイツカットの精巧なカットとポリッシュは活きてきます。なぜこんなに輝くのか、なぜこんなに美しいのか、それには丁寧な仕事と正確な技術があるからなのです


 

ベルンド・ムーンシュタイナー

クンストラーの称号を持つムーンシュタイナー

 

ベルンド・ムーンシュタイナーの存在によってドイツカットはさらに世界に知られることになります。光の魔術師と呼ばれる彼の石の裏側に刻みを施す技法と鏡のような反射をもつポリッシュは世界に認められました。マイスターを越える『クンストラー』の称号を得てムーンシュタイナーの作品は芸術の域に。今では宝石の枠を越えて世界で活躍しています。宝石のカットは息子のトム・ムーンシュタイナーが受け継ぎ彼の技術もまた世界に認めらて数々の賞を獲得しているのです

 

 

カットだけでなく原石にもこだわる姿勢は、光の屈折を操ることから必要不可欠。透明感はもちろんの事、色や輝きの良さを発揮できる原石選びからスタートしているのです。


                

 

ムーンシュタイナーに続く若い感性

 

ムーンシュタイナーだけでなく多くのカッターが活躍しています。ドイツのカッターの層は厚く、若いカッターも沢山います。徹底的に学び実地作業も習得していくシステムは若い感性を毎年のように輩出していくのです。彼ら彼女らはカットの技術だけでなく素晴らしい感性を持ち、ドイツカットをさらに進化させています。中には陶磁器で有名なドイツのマイセンとコラボレーションしている例もあります。

 

 

カットフォルムもシャープなものから、柔らかいラインを基調としたものまで様々。ファミリー企業が多いドイツのカッターは、母がデザインしていたものを息子が受け継ぎカット、父がプロデュースというような形態も珍しくありません。親戚がほとんどカッターだというファミリーもいて感性を磨き合っています


             

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